エコロジーとは、元々生物学の一分野「生態学」という意味ですが、現在では環境に配慮した行動、運動という意味で使われています。

また、エコノミーとは経済であり、エコロジー=自然環境の価値、エコノミー=経済的な価値と考えれば、どちらかを取ると、どちらかが減るという相関関係にあります。

しかし、環境活動家、レスター・ブラウン氏の「環境に配慮しながら、経済を発展させる事が出来るのではないか」という提唱「エコ・エコノミー」は、近年多くの企業や団体から、支持を得ています。



近年、京都議定書など、国レベルでのCO2削減が課題となっています。

ご存じのように、木は二酸化炭素を吸収し、炭素として固定する働きがあります。これは伐採されても固定し続け、燃やさない限り空気中へ放出されません。

木材として使用する為に木を伐採しますが、伐採された森林では、積極的に植林が行われています。植林された若木はCO2を炭素として固定しながら成長します。既に炭素を固定した老木を伐採し、計画的に若木を植林する事は、温暖化対策として非常に有効な手段です。



木が育つには長い年月を要します。一枚板でとれるサイズには限界がありますが、集成材は一枚でとれない様な大きなサイズの板を作ることが出来ます。

集成材を使用することで、用途に合わせたサイズ、階段・踏み板等、仕様に合わせた辺寸サイズを生産し、木材資源の無駄を無くし、有効活用に繋げています。

つまり、捨てられてしまうような小さなサイズの木材まで利用する事が出来るのです。

強度の点でも、用途別で用いる接着剤を使い分けることにより、一枚板と比べて遜色ありません。